～狩猟生活 番外編～ 07/07

モンハンFの正式サービスが始まってすぐの話。
クエストのクリア報酬として手に入れた”釣りエサ”を
使い街の広場で釣りをしていると話し声が聞こえてきた。

見れば4人のハンターが集まり話をしている。
釣り糸をたらしつつも耳を傾けてみた。
（立ち聞きとは少々下賤な事とは思いつつも釣りの間の暇つぶしには
もってこいだ、とも思ったのだ。）

彼らは”クック装備”に身を包んだハンターを囲むように
3人のハンターがそれぞれ立っていた。
周りを囲むハンターの一人がクック装備のハンターに問いかける。

ハンターA：「その装備は何ですか？」

クック：「クック装備です。」

ハンターB：「どうして作れてるんですか？」

クック：「クックを狩って来ました。」

ハンターB：「見ればわかる！（怒）」

どうやらクック装備のハンターはいつもの仲間に抜け駆けして
モンスターを狩りに行っていたらしいのだ。

ハンターC：「もういいから早く狩りに行こう。」

その言葉で4人はそろってクエストに出るべく酒場へと
移動していった。

絵に描いたような”あるある話”ではあるが、
実際に目の当たりにしてなんともほほえましい気持ちになった。


釣りエサが切れた所で私はまたクエストに出るため酒場へと
移動する。
いつもと同じようにソロで狩場へと向かうその背中に、その日は
いつも以上に哀愁が見えたのは錯覚では無かっただろう..('A`)


このお話はノンフィクションですのだ。
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